
Decryptによると、イーサリアムのテストネットワークSepoliaは10月6日にGlamsterdamアップグレードを有効化し、ガスリミットが2億近いブロックの生成を始めました。これは、イーサリアムのメインネットワークの上限である6000万の3倍以上です。
ガスはイーサリアム上の処理に必要な計算量を測る単位で、ガスリミットは1つのブロックに収まる計算量の上限を決めます。上限が高くなっても、取引件数が3倍になるわけではありません。需要が高まったときにブロックに余裕が生まれ、ネットワークが混雑した際に手数料が急騰するのを抑える助けになります。10月8日に取得した25ブロックのスナップショットでは、ブロックが使っていたのは利用可能な容量の約24%〜43%にすぎませんでした。
ブロックが大きくなると、ETHを担保としてロックし、ブロックを検証・承認するコンピューターであるバリデーターの負担が増えます。そのため、上限は少しずつ引き上げられてきました。2025年2月のバリデーター投票を経て3000万から3200万に引き上げられ、その後2025年中に6000万に達しました。2025年12月3日から稼働しているFusakaアップグレードにより、6000万が標準となりました。
Sepoliaはトークンに実際の価値がない練習用のネットワークで、開発者は安全に変更をテストできます。Hoodiテストネットやメインネットのアップグレード日程はまだ決まっておらず、イーサリアムのメインネットワークでは当面6000万の上限が維持されます。
初心者にとってなぜ重要か
テストネットのアップグレードはいわばリハーサルで、実際のお金を扱うネットワークに変更が加わる前に、開発者が問題を見つけるためのものです。メインネットのガスリミットが引き上げられれば、いずれ混雑時の余裕が広がる可能性はありますが、別のアップグレードが予定され、有効化されるまでメインネットでは何も変わりません。テストネットのアップグレードを理由にETHで何かをしなければならないと言う人には注意してください。よくある詐欺の手口です。
出典
Decryptの報道をもとにFinvaneがまとめた記事です。事実と数値は元の記事によるもので、文章はFinvaneが書いています。
元の記事を読む: Ethereum Test Network Raises Block Limit to Over 3x Its Current Capacity ↗学習目的の情報であり、投資助言ではありません。暗号資産は価格変動が大きく、損失が生じる可能性があります。