トロンとは?
トロンは、起業家のジャスティン・サンが創設したブロックチェーンネットワークです。通貨のTRXは2017年にイーサリアム上のトークンとして初めて販売され、トロン独自のメインネットは2018年に稼働しました。プロジェクトは当初トロン財団が運営し、のちにTRON DAOへ移行しました。
現在のトロンは、ステーブルコイン、特に米ドル建てのトークンを低コストで送るネットワークとしてよく知られています。
トロンの仕組み
トロンは委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)を採用しています。TRXの保有者はコインをステーキングして候補者に投票します。得票数の多い上位27の候補者がスーパー・レプレゼンタティブ(SR)となり、順番にブロックを生成します。
ネットワークを使うには、アカウントに「帯域幅(バンドウィズ)」と「エネルギー」と呼ばれるリソースが必要です。これらはTRXをステーキングして得るか、TRXをバーンして支払うことができます。トロンはスマートコントラクトも実行でき、イーサリアムのソフトウェアの多くと互換性があります。
トロンの使い道
トロンの主な用途は次のとおりです。
- ウォレットや取引所の間でのUSDTなどのステーブルコインの送金
- TRXによるネットワークリソースや取引手数料の支払い
- TRXのステーキングとスーパー・レプレゼンタティブへの投票
- トロン上で作られたDeFiアプリやトークン
トロンでステーブルコインを送る場合でも、ネットワーク費用をまかなうためにTRXか、ステーキングで得たリソースが必要です。これは初心者がよく驚く点で、ウォレットにドル建てトークンがあっても、TRXも持っていなければ送金できないことがあります。送金するネットワークは必ず確認しましょう。間違ったネットワークでトークンを送ると、失ってしまうことがあります。また、ネットワークがリソース価格を調整すると、トロンの手数料も変わることがあります。
トロンの基本データ
- 開始:2017年にトークンとして、2018年に独自ネットワーク
- 創設者:ジャスティン・サン
- コンセンサス:27のスーパー・レプレゼンタティブによる委任型プルーフ・オブ・ステーク
- ブロックチェーン:独自ネットワーク「トロン」
- 供給量:固定の上限なし
この解説は、プロジェクトの公式ドキュメントをもとにFinvaneが作成したものです。投資助言ではありません。